サステナビリティSUSTAINABILITY

社会・人材

サプライチェーンマネジメント

調達方針

ミツバは購入品調達において、「「連結材料費改善の推進と調達機能のグローバルガバナンス体制の構築」「持続可能な調達とリスク管理の強化」「グローバル発注政策に基づく購買力の最大化」という3つの調達方針を制定しています。 中期経営方針と連動し調達領域での施策を実行しています。

調達機能方針の図

サプライチェーン全体でのサステナビリティ活動

ミツバグループサプライヤーサステナビリティガイドライン

ミツバグループは、サプライチェーン全体で社会的責任を果たすことを目的に「ミツバグループサプライヤーサステナビリティガイドライン」を制定しています。企業理念に基づき「安全・品質」「人権・労働」「環境」「コンプライアンス」「情報開示」「リスクマネジメント」「法令等の違反発生時の措置」の7領域を重視した調達活動に取り組んでいます。また、取引基本契約においても、サステナビリティ活動への協力について反映しています。

安全・品質
  • お客さまのニーズに応える製品およびサービスの提供
  • 製品に関する適切な情報の提供
  • 製品の安全確保
  • 製品の品質確保
人権・労働
  • 差別の撤廃
  • 人権の尊重
  • 児童労働の禁止
  • 強制労働の禁止
  • 賃金
  • 労働時間(超過勤務を含む)
  • 安全および健康な労働環境の提供
  • 紛争鉱物
環境
  • 環境マネジメント
  • 温室効果ガス排出の削減
  • 環境汚染防止
  • 省資源および廃棄物削減
  • 化学物質管理
コンプライアンス(遵法経営)
  • 法令の順守
  • 競争法の遵守
  • 腐敗防止
  • 機密情報の管理および保護
  • 輸出取引の管理
  • 知的財産の保護
情報開示
  • ステークホルダーへの情報の開示
リスクマネジメント(危機管理体制)
  • リスク管理の仕組みの構築とリスクの低減
  • 事業継続計画の策定と改善
法令等の違反発生時の措置
  • 報告、調査および再発防止策の立案
サプライヤー合意確認書

ミツバグループでは、「ミツバグループサプライヤーサステナビリティガイドライン」を受領されたすべてのお取引先さまに対し、代表者による「サプライヤー合意確認書」への署名をお願いしています。
この署名により、お取引先さまがガイドラインの全項目・条件を十分にご理解の上で、ミツバグループへのすべての部品・材料・サービスの供給について、同ガイドラインにご同意いただいたことを確認しています。

さらに、お取引先さまにはサプライチェーン全体への周知にも努めていただくことをお願いしています。

グリーン調達

ミツバグループは、企業理念に基づき「ミツバグループグリーン調達ガイドライン」を制定し、環境負荷の少ない部材調達に努めています。またお取引先との連携により調達、生産、使用および廃棄のライフサイクル全体での環境負荷低減に取り組んでいます。

ミツバグループは、お取引先に対して次の3つの対応を求めています。

1.環境マネジメントシステムの整備
2.環境負荷物質の調査および管理
3.調達品に関する適合宣言

お取引先とのパートナーシップ

調達方針説明会
調達方針説明会

調達方針説明会

ミツバは、年度初めに主要なお取引先さまを対象とした「調達方針説明会」を実施しています。説明会では、ミツバの経営方針、事業方針、生産機能方針、品質機能方針、調達機能方針の理解を深めていただくとともに、カーボンニュートラルに関する説明や「ミツバグループサプライヤーサステナビリティガイドライン」に基づいた取り組みの強化を要請しています。本説明会は、サプライチェーン全体で歩調を合わせたサステナビリティ活動の実践を目指す上で、重要な情報共有の場となっています。

カーボンニュートラルへの取り組み

工場見学会の様子

工場見学会の様子

ミツバは、お取引先さまとカーボンニュートラル共同活動を実施しており、その一環として、2024年12月に第二回「カーボンニュートラル工場見学会」を開催しました。お取引先10社19名が参加し、赤城工場でのカーボンニュートラル取り組み事例を現場で紹介しました。お取引先さまからは「クリーンルームでの改善事例やソーラーパネルでの再生可能エネルギー導入事例等、現場で多くの改善内容を教えていただきとても勉強になりました」とのご感想をいただきました。

パートナーシップ構築宣言

パートナーシップ構築宣言 ロゴ

ミツバは、2022年3月に「パートナーシップ構築宣言」を中小企業庁に提出・公表しました。また、2024年5月に3つの新しい宣言として「下請事業者と少なくとも年に1回以上の協議を行う」、「労務費の指針に掲げられた行動を適切にとった上で取引対価を決定する」、「原材料費やエネルギーコストの高騰があった場合に適切なコスト増加分の全額転嫁を目指す」を追加しました。

さらに、2025年8月にはサプライチェーンにおける深い取引階層への取組を強化するための文言を追加しました。

パートナーシップ構築宣言 ロゴ

公正な調達活動の推進

法令違反行為に関する通報・相談窓口

ミツバは、お取引先さまに対しミツバグループの役員・従業員等が下請法等の法令に違反している行為をした場合に、お取引先さまより相談・通報いただく窓口を設置しています。

教育・啓蒙活動

ミツバは、公正な調達活動を行うため新たに調達部門に配属された担当者に対し「購買基礎講座」の教育・研修を行っています。その中で「バイヤーに必要な倫理観」や「購買活動に関するサステナビリティ」の知識を習得しています。
また、ミツバグループ社員を対象に、e-ラーニングで「サステナビリティ/環境負荷物質規制」「下請法」「競争法」「安全保障貿易」の教育を実施し、サステナビリティ活動や遵法への理解を深めています。
なお、ミツバグループでは「私たちが守るべき行動」の冊子をミツバグループ全社員に配布し、公正で健全な取引を常に意識しています。

責任ある調達の推進

ミツバグループは、「ミツバグループサプライヤーサステナビリティガイドライン」に基づき、人権問題に対して責任ある行動を取るため「紛争鉱物 (スズ、タンタル、タングステン、金)に由来する原料や製品を採用しない取り組み」を行うことをお取引先さまに要求しています。

また、2013年より紛争鉱物の調査活動を行っており、調査対象である全てのお取引先さまより使用状況の回答を得ています。さらに、紛争鉱物のデューデリジェンス対応として、RMI(Responsible Minerals Initiative)に認定された精錬所を使用するようお取引先さまに要求しています。認定外の精錬所を使用している場合は、認定精錬所への切替え計画書の提出と、それに基づいた対応もお取引先さまに要求しています。

セルフアセスメントの実施

セルフアセスメントのグラフ

ミツバグループは、新規お取引先さまの評価基準を「グループ購買管理規定」で定め運用をしています。グループ共通の評価シートを用いて、グローバルで共通の基準で採否を判断しています。評価基準に環境マネジメントシステム取得状況の項目を入れるなど、サステナビリティ面でも評価を行っています。

また、ミツバはミツバグループサプライヤーサステナビリティガイドライン」に基づいたお取引先さまの取り組み状況を継続的に把握・評価するため、アンケートによるお取引先さまのセルフアセスメントを実施いただいています。
2024年度は、改善の必要があると判断した11社と面談を行い、セルフアセスメントで顕在化したリスクに対して、お取引先さまに改善を要請するとともに、改善に向けた支援を実施した結果、評価平均点が向上しました。

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