- 選ばれる企業をめざし、ミツバブランドを世界に拡げる -
ミツバでは、自動車産業用の国際規格IATF16949に適合した品質マネジメントシステムを構築・運用し、お客さまのニーズや各国の法規に適合した製品を継続的に提供できるように取り組んでいます。
海外および国内グループ会社を含めた生産事業所でIATF16949の認証を取得・維持し、品質マネジメントシステムの継続的な改善を推進しています。

監査の様子
内部品質統制として、「内部品質監査」を各事業所で毎年実施し、プロセスが適切に機能しているか確認し、マネジメントレビューで仕組みの改善につなげています。さらに、グループ全体の統制を強化するために、海外および国内グループ会社に対してもミツバ本社が品質保証体制を監査し、ミツバ流の品質マネジメントシステムの運用を統一化させる取り組みを行っています。また、品質コンプライアンス監査を実施し、現場での検査行為がルール通り適正に実施されているか、データ改ざんなどの不正が発生していないか、現場現物での確認を行いけん制を図っています。
ミツバは、品質マネジメントシステムの適切性、妥当性、有効性の評価、品質課題に対する進捗確認や改善指示を、代表取締役社長を議長とする品質会議にて行っています。
また、生産技術、生産部門などの機能別品質委員会を設け、組織立った品質向上施策を展開し、品質レベルの向上と品質コストの最適化を目指しています。

ミツバは、製品開発フローに基づき、開発の企画から設計・生産の各段階において、品質検証会を実施し、製品の安全や品質に関する法規の適合性を評価しています。
量産前品質保証活動では、量産相当の生産トライ(フルタクトトライ)を実施し、品質のばらつき評価や品質問題の再発防止および未然防止を図っています。

品質不具合が発生してしまった場合は、ミツバグループの品質情報システムに登録するとともに、必要に応じ他の生産拠点へ対策内容の水平展開することで、お客さまへの品質不具合拡大を防止を図っています。その後、再発防止に向けた取り組みを行い、結果は品質会議等で報告・審議され、類似不具合の発生防止につなげています。
品質風土研修
ミツバの品質教育は、階層別教育と専門教育を基に、計画的に人材育成を行っています。
階層別教育では、品質風土を醸成させる教育を経営職対象に開始し、品質を最優先としたマネジメントの構築を進めています。 また、過去の失敗事例から教訓を学ぶことで、品質意識を向上させ、製品開発へのフィードバックにより、新製品の安全確保に努めています。
専門教育では、使用環境の変化や経時変化を含めた耐久性の高い設計と作りやすい工程を確立するため、品質工学の教育を実施し、シミュレーションと品質工学を組み合わせたコンカレント開発(※)に取り組んでいます。
(※) コンカレント開発:企画や設計などの上流工程と、製造、テストなどの下流工程の業務を同時並行で推進し、開発初期段階での設計および工程の最適化により、開発プロセスを短縮化する手法。関連部門が集まりコミュニケーションを図るため、お互いのミスコミュニケ―ションによるロスを避けられる。


ミツバでは、QCサークル活動をベースとした「MEE活動」に取り組んでいます。MEE活動は、グループ活動を通じた能力向上・自己実現、明るく活力に満ちた生きがいのある職場づくり、お客さま満足の向上を目的としており、導入から55年以上の歴史があります。活動は国内・海外グループ会社含め広く展開しており、改善事例は、各社より選抜されたグループによるMEE大会を定期的に開催しています。
2025年は、国内から9グループ、海外から14グループが参加し、改善事例を共有しました。
今後も品質改善活動を継続し品質向上を図っていきます。

MEE大会参加者

MEE大会の様子
ミツバがお客さまより選ばれ続けるためには、当社製品の構成部品や材料等を提供いただいているお取引先さまの協力が必要不可欠です。ミツバでは、自動車産業用の国際規格IATF16949をベースとしたお取引先さま向けの品質管理基準書を全お取引先さまへ発行し、遵守していただいています。さらにお取引先さまに寄り添い、一緒に品質保証体制の確立や継続的支援を行うことで、お取引先さまの品質保証体制の充実を図っています。