グローバル
環境・安全に対する技術的課題や高機能化、利便性・快適性のさらなる向上など、めまぐるしく変化する市場に柔軟に対応するため、私たちは日本国内3か所の他、アメリカ、イタリア、フランス、ドイツ、タイ、フィリピン、インド、ベトナム、中国と世界各国に開発体制を整備しています。
当社の大きな強みと言えるのが、各拠点での現地開発を行っていることです。国や地域が変われば取引先の視点や要望も異なり、開発担当者の考え方のバリエーションも増えていきます。各拠点での開発情報を連携し、世界的視野で最適解にアプローチするための取り組みをミツバは続けています。
当社は国内外を問わず、自動車メーカー・バイクメーカーへの部品供給があります。国内メーカーであっても製造工場が海外にあることは珍しくありませんので、日本で造るより納品先の近くで造った方が輸送コストの削減と時間の短縮に繋がります。
各取引先のニーズに合った質の高い(Quality)製品を、より安く(Cost)、より早く供給(Delivery)できるよう、ミツバは世界各国に生産供給体制を設けています。
常に製品の競争力を高めていくため、「安全で楽に安く早く良いものだけを造り続ける工場」をコンセプトに、日々生産革新や業務改善に取り組んでいます。
私たちミツバは、日本の技術や知識を国外に広げていくことはあくまでローカルを持ち出して増やしているだけで、まだ本当の意味での「グローバル化」ではないと考えています。
そういった意味ではミツバはまだまだ真のグローバル企業になりきれていません。
ミツバは現在「日本の技術・改善を海外に持っていく古いグローバル化」から脱却し、「各国のKAIZEN事例や開発事例を互いに共有し研鑚し合える真のグローバル化」を推進しています。
そして、「個の成長」と「グローバルコミュニケーション」を掛け合わせることでグループの総合力を高め、世界に喜びと安心を提供できる企業として飛躍していきたいと考えています。