ミツバは、知的財産を創造し活用することで、製品だけでなくビジネスも保護し、成長し続ける企業を目指します。
ミツバは、知的財産の責任者(事業統括担当執行役員)の下、「知的財産管理規定」で定める体制でミツバの知的財産を管理・運用しています。

ミツバは、自社と他社の知財情報を見える化することで、自社のポジショニングを把握していきます。そして、知財部門と事業・開発部門とが開発の初期段階から連携し、広く強い特許権の取得を目指すとともに、知財課題を早期に共有化し、知財リスクを最小化しています。また、他社の権利を尊重し、適切に対応していきます。

ミツバは、コアコンピタンスであるブラシレスモーター技術をはじめとする独自技術を、戦略的な特許ポートフォリオによって保護することで、持続的な競争優位性を確保しています。これらの知的財産は、IPランドスケープによる多角的な分析を通じて既存事業の成長・拡大に活用されており、さらにイノベーションの創出を通じて新規事業の立ち上げや外部との連携にも貢献しています。
特にブラシレスモーターの開発は、ブラシの廃止による長寿命化や静音性の向上を可能にし、カーボンニュートラルの実現やEVへの適合性向上など、SDGsを意識した技術革新にもつながっています。

ミツバは、海外グループ会社のテクニカルセンターと密接に連携しながら、各国の特許情報を収集・分析しています。こうしたグローバルな特許情報は、社内の関連部門へタイムリーに発信され、技術開発や事業戦略の立案における重要な判断材料として活用されています。また、海外グループ会社で創出された発明についても、現地の技術者と連携しながら適切に権利化を進めており、各国の法制度や市場特性を踏まえたグローバルでの特許取得を積極的に推進しています。これにより、ミツバは世界各地での技術的優位性を確保し、知的財産を通じた競争力の強化を図っています。
ミツバは、知的財産の重要性を全社的に理解・浸透させるため、従業員に対する体系的な教育を実施しています。特許を取得する意義や、他者の権利を尊重することの大切さについての基本的な知識をはじめ、より質の高い特許を生み出すための発明創出手法についても、グループワークを取り入れた実践型の研修を通じて教育を行っています。さらに、時間や場所を問わず学習できるよう、eラーニングも活用しており、入社時、2年次、リーダークラスなど、社員の成長段階に応じた階層別教育を展開しています。こうした教育により、技術とビジネスの両面から知財を活用できる人材の育成を継続的に強化しています。
入社2年目の社員研修
ミツバは、従業員による発明の創出や特許権の取得を積極的に奨励するため、インセンティブとして発明報奨制度を導入しています。
具体的には、特許の出願時および登録時に、発明者へ報奨金を支給することで、知的財産活動への貢献を称えています。さらに、発明が製品として事業に活用された場合には、その成果に応じた報奨も行っており、技術の実用化がもたらす価値を正当に評価する仕組みを整えています。これらの制度を通じて、従業員の創造性を引き出し、知財を基盤とした企業競争力の強化を図っています。