
未来を動かす3つの要素
技術の継承・技術の研鑽・技術の革新が
未来を動かします。
継承
脈々と受け継がれる技術力 History 1946-
1946年、敗戦の混乱の中、創業者たちの技術者精神が、未来に向かって動き始めました。世界で通用する競争力の高いオリジナル製品で「国家と社会に貢献する」という強い信念のもと、株式会社三ツ葉電機製作所を設立。仕事と雇用の創出に尽力しました。当時の日本では、高価な外国製しかなかった自転車用発電ランプを国産品として初めて製品化。以来、二輪車用・四輪車用の各種小型電装品まで、数百点にわたる製品を生み出してきました。
創業から70余年が経過し、大きく時代が変化しても、ミツバには変わらないものがあります。それは、創業の思いと技術者の精神。「社会と環境に調和した技術の創造を通して、世界の人々に喜びと安心を提供する」。その思いを胸に、モビリティ社会において100年に一度の大転換期を向かえた今、日本の未来、世界の未来を動かすため、ミツバの技術が加速していきます。
研鑽
研鑽に励み育まれたコア技術 Core
technology
ミツバの事業の柱と言えるのが、「モーター技術」「機構(メカニズム)」「電子制御技術」の3つのコアテクノロジー。これらの技術力は、自動車用製品(四輪電装)やバイク用製品(二輪電装)、駆動モーター、ライフサポート製品などの開発に活かされ、社会の発展と人々の豊かな生活に貢献してきました。
同時に、ミツバの多種多様な製品は、幾多の困難を乗り越えてつくられてきました。これまでの成長は、困難を乗り越えて新たな製品をつくる「技術力」によるもの。ミツバでは「技術」をドライビングフォースとして、これからも先進的な技術と製品の開発に取り組み、モビリティ社会の未来を動かしていきます。
革新
CASEやMaaSがモビリティ社会に大きな変革をもたらすとされる中、「人のため、社会のための技術と製品の開発」を、創業から一貫して行ってきました。
サステナブルな企業であるために「未来からの発想」という視点で、急速に変化するモビリティ社会やお客様のニーズに対応する、コアテクノロジーを活かした製品や技術の開発に取り組んでいます。この取り組みを通して、環境負荷物質の低減、燃費向上、省エネ、小型軽量、高効率に配慮した進化製品及び新製品の開発を積極的に行い、安心・安全な社会の実現と、圧倒的な競争力のある商品の開発を目指します。さらに、パーソナルなモビリティ社会を実現する技術の開発も進めています。
人のため、社会のための技術と製品の開発
人と環境にやさしいモノづくり、製品競争力の強化、多様化する製品に対応したフレキシブルな生産体制を実現するため、スマートファクトリーの構築に力を注いでいます。生産効率を格段に上げる「型内組付け成形システム」や多様化する製品に対応するために設備同士を自在に繋げられるようにモジュール化された生産ライン、多品種大量生産に対応するためのロボットを活用した高速自動ライン、生産ラインから様々なデータを収集・分析して製品の品質・価格・供給の安定化に対応するためのAI・IoT技術、などの革新技術によってスマート化を推進しています。
こうした取り組みの中で、ミツバの強みである技術・技能は研鑽を重ね、進化とともに継承されていきます。
自社の生産ラインは自分たちでつくる
企業理念にある「社会と環境に調和」のため、ESG会議体を立ち上げ、ミツバグループのサステナビリティを推進しています。
取り組みのひとつとして、「豊かで安心できる環境」を実現するため、2017年5月に「ミツバ環境ビジョン2046」を制定しました。ビジョンでは、CO2排出量と資源使用量の削減を通じた「企業価値の向上」と、環境汚染リスクのゼロを目指す「自然環境の保全」する姿を描いています。
また、多様な人材が働きやすいと感じる職場環境の構築などにも積極的に取り組むとともに、「喜びと安心を提供する企業」として、コーポレートガバナンスのもと、管理体制を整備し取り組んでいます。
私たちの「技術」が未来を動かします 世界トップレベルのモーター・制御・機構の技術でモビリティ市場の創造に挑戦していきます。技術屋の誇りとともに、世界の人々に喜びと安心を提供することが、モビリティ社会の未来を動かすと信じて…。