富岡工場における土壌調査結果について

当社は、富岡工場(群馬県富岡市富岡 1259-1)の工場建屋の建替工事にともない、土壌汚染対策法にもとづく土壌調査を実施しました。この調査により、一部の地点において土壌汚染対策法の指定基準(土壌の汚染状態に関する基準)を超える物質が確認されたため、群馬県に調査結果を報告し、本日、「形質変更時要届出区域(※1)」の指定を受けましたので、お知らせいたします。

※1 形質変更時要届出区域:周辺地域での地下水の飲用など土壌汚染の摂取経路がないため、健康被害が生ずるおそれがない区域であり、また汚染の除去等の措置が不要な区域

1. 調査結果について

① 土壌調査の結果
第一種特定有害物質(揮発性有機化合物)について 31 地点で土壌調査をした結果、7 地点でテトラクロロエチレンの土壌溶出量基準(※2)の超過が確認されました。その他の物質については、いずれも指定基準に適合しました。

土壌溶出量基準 調査結果の最大値
テトラクロロエチレン 0.01 mg/L 0.27 mg/L

※2 土壌溶出量基準:土壌汚染対策法の指定基準のひとつで、土壌から地下水に溶出し、その地下水を飲用することによる健康リスクに係る基準

② 地下水調査の結果
テトラクロロエチレンとその分解生成物について①の地点から地下水流向の下流側の敷地境界付近で地下水調査をした結果、4 地点でテトラクロロエチレンと1 地点でトリクロロエチレンの地下水基準(※3)の超過が確認されました。

地下水基準 調査結果の最大値
テトラクロロエチレン 0.01 mg/L 0.39 mg/L
トリクロロエチレン 0.03 mg/L 0.036 mg/L

※3 地下水基準:土壌汚染対策法の地下水の水質に係る基準

2. 推定原因について

土壌溶出量基準を超えた地点周辺では、過去にテトラクロロエチレンを洗浄剤として使用しており、何らかの原因で土壌への浸透があったものと推定しています。

3. 対策と今後の対応について

土壌および地下水調査の実施後、速やかに群馬県と協議の上、自主的に浄化対策と汚染拡散防止対策を実施しており、敷地境界付近の地下水は現在いずれも地下水基準に適合しています。

なお、今後も地下水の状況は定期的にモニタリングを実施し、群馬県に報告いたします。

以上

≪本件に関する問い合わせ先≫

総務部 広報グループ 安達太まで
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