平成26年度ミツバグループ入社式開催
4月1日、本社ビル7階ホールで、平成26年度ミツバグループ入社式を開催しました。
ミツバ105名、タツミ3名、東日本ダイカスト工業5名、モミモ1名、
東葉電機製作所1名、
大嶋電機製作所5名、ミツバロジスティクス1名、
アムコ2名、三興電機4名、ギャラージクローバ1名
計10社 128名
平成26年度 入社式挨拶(要旨)
ものづくりの基本「QCD」を大切に
グローバルな挑戦を
株式会社ミツバ
代表取締役社長 長瀬 裕一
新入社員の皆さん、本日は入社おめでとうございます。皆さんの若々しい姿を見て非常にうれしく、また頼もしく感じております。皆さんの入社を心から歓迎いたします。
目まぐるしく変化する環境の中で、私たちミツバグループは、10年先のありたい姿を表した「ミツバビジョン2024」のもと、本日、4月1日から第10次中期経営計画がスタートいたしました。
第10次中期計画は、「グローバルで成長する」のスローガンのもと、次の3つの経営方針を掲げています。
① 商品力と技術力を飛躍的に高め、お客様の信頼を勝ち取る。
② 連結各社の自立化により、強固な利益体質を確立する。
③ チームワークの発揮で、全社の英知を結集する。
この3つの経営方針を実現するために、皆さんにまず覚えていただきたいキーワードとして、ものづくりの基本であるQCD、Quality(品質)、 Cost(価格)、 Delivery(納期)があります。
まずQuality(品質)についてですが、日本車が世界の市場でシェアを伸ばすことができた理由は、高い品質が評価されたためです。自動車は3万点以上の部品が集まってできています。この部品一つひとつが高品質でないと、完成した自動車の品質は保てません。したがって、品質が悪い部品メーカーは、お客様から選ばれず注文がこなくなってしまいます。皆さんも品質最優先の考えで業務を行っていただきたいと思います。
次にCost(価格)ですが、企業を永続・発展させていくためには、適正な利益が必要です。その利益を株主様や社員の皆さんへ配分するとともに、将来を見据えて研究開発や設備投資などを積極的に行うことが必要です。お客様へ付加価値の高い製品を適正な価格で提供しなければ、その利益を生み出すことができません。皆さんも常にコストを意識して、業務を行っていただきたいと思います。
3つ目はDelivery(納期)ですが、私たち部品メーカーは、お客様と約束した期日に必ず製品を納めなければなりません。もし納期が間に合わないと、お客様の生産がストップしてしまい、多大な迷惑をおかけすることになります。また、納期は製品だけに限りません。全ての業務に納期が決められています。その一つでも納期が遅れてしまうと、結果として製品の納期が遅れてしまうことにつながります。皆さんも、決められた納期は必ず守るように、業務を行っていただきたいと思います。
高品質の製品を安く、納期どおりにお客様に納入することが、私たち部品メーカーの使命です。新入社員の皆さんも、いつもこの「Q、C、D」を意識して仕事を行うようにしてください。
本日からミツバグループ社員の一員となられる皆さんへ私からのお願いです。ぜひミツバというステージで、皆さんの若い力を存分に発揮して戦って下さい。そのステージはグローバルで広がっています。それからミツバのファンをたくさん作ってください。QCDの高い製品を通じミツバファンを増やす、市場を創造し新しいファンを獲得することはもちろんですが、社会生活を通じて、地域社会の方々にもミツバファンを増やしてください。本日の高い志を忘れることなく、一緒にミツバグループをグローバルに発展させていきましょう。
最後になりますが、皆さんのさらなる成長を願うとともに、皆さんに大いなる期待をして、本日のあいさつといたします。健康に留意され、一緒にがんばりましょう。
以上