同一金型内における成形・成膜技術が、全国発明表彰「特許庁長官賞」を受賞

株式会社ミツバ(本社:群馬県桐生市、社長:阿久戸庸夫)、及び三興電気株式会社(本社:群馬県桐生市、社長:金井利夫)の2者が共同開発した、同一金型内における成形・成膜技術の発明が、このたび、2010年度全国発明表彰「特許庁長官賞」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。
当件に関する概要は以下の通りです。

1.本発明について

近年の車両用ランプに使用されている反射鏡は、光源より放射される光の照射機能に加え、高品位な外観が求められています。従来の反射鏡の製造方法は、成形金型で部品を成形後、別工程で成膜を行うため、成形から成膜までの工程が多く、ゴミ・キズ等の不良発生、工程間の運搬や中間在庫のムダ、クリ-ンル-ムの設備投資等の課題がありました。また、良好な成膜面を得るためマスキング治具の装着等の非効率な作業を余儀なくされていました。
本発明はこれらの課題を解決するために開発された技術であり、成形金型に、対向配置した成形部と成膜手段である真空成膜部を設け、射出成形加工後、成形品をそのまま可動金型に保持させた状態で、可動金型を移動させ固定金型の成膜部に型合わせと同時にマスキングし、次いで成膜空間を真空状態にして成膜加工を行います。その後、型を開き取り出すことで、成形加工から成形品表面の成膜加工などの一連の工程が同一金型内で可能となりました。

2.受賞者

株式会社ミツバ 樹脂技術センター
主任研究員
梅澤 隆男 元 株式会社大嶋電機製作所
OSI-UMSS(注1)開発推進室室長
三興電気株式会社 工機部
部長
石澤 資右 元 株式会社大嶋電機製作所
生産技術部部長

(注1)

OSI-UMSSとは、「Oshima original System Injection-Ultra Molding&Sputtering System」の略で、同一金型内における成形・成膜技術のこと

≪本件に関する問い合わせ先≫

総務部 広報グループ 安達太まで
TEL : 0277-52-0187(直通)

e-mail : koho@mitsuba.co.jp