夢は世界で活躍すること!
負けずに歩む女性技術者の道

若手社員の学びの場として37年の歴史をもつミツバ認定職業訓練校に、女性で初めて入校した星野彩さん。
訓練校終了時には、県の体験発表大会で群馬県知事最優秀賞を受賞する快挙も成し遂げました。
女性技術者の先駆けとしてプレッシャーを感じる一方、「女性が技術者なんて」と言われることも。
それでも前向きに挑戦し続ける星野さんが目指すのは、世界で活躍する技術者になること。そのビジョンについてうかがいました。

「女性だから」できないと思われたくない!
念願かなって女性初の職業訓練生に。

星野さんが技術の現場に携わるまでの道は、けっして平坦ではなかったそうです。職業訓練校へ行ける人数は限られており、本当にやる気のある人だけが選抜されます。
「入社1年を過ぎたころから訓練校に行きたいと言い続け、昨年、その想いがかないました。」
訓練校も実習先も周囲は男性ばかり。挑戦する姿勢が評価されることも多い一方で、中には心ない言葉をかけられたこともあったそうです。
「負けず嫌いなので、”女性が技術職なんて…”と言われるのはすごく嫌。でも、自分が今楽しいと思えることが一番だと思います。」

現在は実習として生産設備の設計に携わる星野さん。自分が納得いかないまま仕事をするのが嫌なのだそうです。「私が質問をすれば、上司や先輩が面倒がらずに教えてくれる。みんなが親身になってくれるから、納得した上で仕事ができます。」

女性技術者として歩むことには、プレッシャーもあります。
「“女性の開拓者”のように言われることもあります。でも、無理してそれに応えようとするのではなく、私は私でやるべきことを頑張ればいい。そう考えるようにしたら楽しくなりました。」

群馬県認定職業訓練生体験発表大会で最優秀賞を受賞

群馬県認定職業訓練生体験発表大会で最優秀賞を受賞

小さな夢はかなったけれど、
本当に目指すのは世界での活躍。

職業訓練校修了時には、群馬県内の訓練校による体験発表大会でスピーチを行ない、最優秀賞という快挙も成し遂げた星野さん。しかし、星野さんが見据えているのは、さらに先の世界です。
「職業訓練校に行く、機械を操作するという小さな夢はかなったけど、実際の夢は世界に出て行くこと。まだまだこれからがスタートです」。

海外にも多くの拠点を持つミツバ。日常の業務の中でも、海外からの実習生と接する機会が多いそうです。
「今はインドネシアと中国の実習生に挨拶や簡単な会話を教わっています。来月からはフィリピンの人が来るので、タガログ語を教わりたい。」
行ってみたい海外拠点は「全部!」世界で活躍するキャリアーウーマンを目指して技術だけでなく語学力も磨く毎日です。

普通高校の出身で、仕事に必要な知識はすべて入社後に学んだという星野さん。将来は、同じような立場の人を支えていきたいとも考えています。
「私は分からない人の気持ちが分かる。だからこそ、それでも頑張りたいという人を応援していきたい。」
仕事や生活の中で大切にしていることは、「前向きに生きること」。星野さんが入社して、職場が明るくなったとの声も多いそう。いつも元気で前向きな姿勢は、周囲まで元気にする力があるようです。

(2014年7月)