2024年4月1日
4月1日、本社ビル7階ホールで、2024年度ミツバグループ入社式を開催しました。
ミツバ63名、タツミ5名、東日本ダイカスト工業1名、東葉電機製作所1名、サンユー5名、両毛システムズ30名、ミツバサンコーワ2名、三興エンジニアリング2名、計8社、109名
2024年度 入社式挨拶（要旨）
株式会社ミツバ
代表取締役社長 北田 勝義
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。皆さんの若々しい姿を見ると、とてもうれしく、また頼もしく感じます。皆さんの入社を心から歓迎いたします。
皆さんが入社されたミツバグループは、1946年に設立された「三ツ葉電機製作所」から、その歴史が始まります。戦後の混乱の中で、創業者の方々が「国家と社会に貢献する」という高い志を持って会社を設立しました。創業製品は、自転車用発電ランプで、その後、自動車用ホーンやワイパー、二輪車用スターターモーターなどを相次いで開発してきました。
会社規模は年々拡大し、1988年に東京証券取引所、市場第二部に株式を上場し、翌年には第一部に指定替えとなりました。また、1986年には米国ミシガン州に生産拠点を設立し、グローバル企業への第一歩を踏み出しました。そして創立50周年を機に、社名を「株式会社ミツバ」に変更し、今日まで社業の発展を図ってきました。 一人ひとりが、創業の精神でもある「世界の人々に喜びと安心を提供する」という、ミツバ理念の実現に日々努めています。
私たちが所属する自動車産業は、CASEトレンドの真只中におり、リスクとチャンスが混在していますが、当社グループのコア技術が生かせる電動化ニーズの高まりを機会と捉え、「モビリティ社会の期待に応え持続的成長企業へ」をスローガンとして、「モビリティ進化への対応」、「経営基盤の強化」、「財務体質の健全化」を柱とする3つの経営方針を定めました。
ミツバグループの社員が大切にしているものに「MITSUBA WAY」というものがあります。MITSUBA WAYとは、ミツバグループの長い歴史の中で、大切にされてきた「行動規範」です。具体的には、「夢の創造・挑戦する心・技とスピード」という考え方から成り立っています。その中でも、本日からミツバグループの一員となった皆さんへ、大切にしていただきたい3つについてお話しします。
1つ目は、「品質、価格、納期」です。高品質の製品を適正な価格で、納期どおりにお客さまに納入することが、私たちの使命です。特に「品質」は大切で、自動車は約3万点の部品が集まってできています。この部品一つひとつが高品質でないと、完成した自動車の性能を保つことはできません。お客さまの信頼を勝ち取るためにも、品質最優先の行動が大切です。
2つ目は「チャレンジ精神」です。常に「自分のできることは何か」という当事者意識を持ち、失敗を恐れず、自ら高い目標にチャレンジしてください。そうすることによって、個人も会社も成長します。
3つ目は「チームワーク」です。もの造りを基本とする私たちは、個人だけでは、成果を生み出すことができません。成果を最大にするためには、強い個人がきちんと役割と責任を果たし、全員で協力することが大切です。
そのために、仲間をたくさん作り、その仲間といろいろなことに挑戦してください。そうすることで人生をより豊かにできます。同期入社の人たちは、不思議な縁に結ばれた仲間です。いろいろな人がいるので、中には気が合わない人もいるかもしれませんが、まずは「お互いさま」という気持ちで、互いの存在を認め合うようにしましょう。
私たちと一緒に、高い志を持ち、ミツバグループをグローバルに発展させていきましょう。皆さんのさらなる成長を願うとともに、今後の皆さんの大いなる活躍を期待して、あいさつといたします。
以上
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