2017年5月10日
当社は、このたび2017年度から2019年度までの3ヵ年を対象とする新たな中期経営計画(以下「第11次中期経営計画」)を策定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。
1. 第11次中期経営計画の位置づけ
自動車における技術革新のスピードが一段と速まる中、グローバルのマーケットはますます多様化しております。こうした環境の中で中長期にわたり当社は、強みとするモーター技術に制御技術および機構技術を相互に結び合わせたトップランナー商品の開発を強化し、多様化するモビリティ市場において、お客様の安全・安心ニーズにお応えしたいと考えます。また、グループの総合力を結集した商品・サービスにより、エコロジー社会や高齢化社会を重点ターゲットとして新市場の創造にも挑戦してまいります。
このような長期ビジョンを実現するステップとして、当社は、中核事業である輸送用機器関連事業において、2014年4月から2017年3月までの3カ年計画である「第10次中期経営計画」を推進し、「商品開発力の強化」、「最適なグローバル生産供給体制の構築」、「品質保証体制の強化」を重点に進めてまいりました。第10次中期経営計画における課題を踏まえ、長期ビジョンの実現を確かなものにするために、このたび、第11次中期経営計画を策定いたしました。
2. 第11次中期経営計画の概要
第11次中期経営計画では、商品の品質保証と安定供給という基本を徹底することで、品質保証体制の強化につなげ、お客様満足の向上に努めてまいります。
また、お客様ニーズの変化と車の進化を先取りした新価値商品を提案してまいります。さらに、グローバルネットワークの強化により商品競争力を高め、収益基盤をより強固なものにしてまいります。
【経営目標】
第11次中期経営計画最終年度の業績目標値を以下のとおりとする。
・連結売上高3,500億円 以上
・連結営業利益率7% 以上
【経営方針】
1.変化を先取りした商品提案の実践
2.革新的生産性向上による収益基盤の強化
3.お客様満足最優先の行動
以上