長い年月をかけて仕事から身につけた技術や技能を、確実に他者に伝えることは、簡単なことではありません。だからこそ、私たちはこの技術・技能の伝承を大切な仕事のひとつと捉えています。
会社の発展を担う人格と教養を兼ね備えた有能な社員となるために必要な、幅広くかつ高度な知識技能を習得することを目的に、1977年に開校しました。
入社2年目以降で職場推薦を受けた、機械加工科、精密加工科、塑性加工科、電子機器科の各科最大6名がそれぞれの職場で必要な技能・知識を習得しています。午前中は授業、午後は実習先で実務を学びながら訓練を行っています。
未来のモノづくりを担う若い力を育てることを目的に、技能五輪全国大会が毎年開催されています。23歳以下を対象に、電子技術系、機械系、金属系、建設・建築系、サービス・ファッション系など約40職種で競い合います。
ミツバからも出場した全国大会では、抜型、機械組み立て、電子機器組立ての職種で銀賞、銅賞、敢闘賞を受賞し、多くの実績を残しています。
現在はメカトロニクス、電子機器組立て、プラスチック金型の3つの職種で、さらなる入賞を目指して日々訓練に励んでいます。